こんにちは。店長でございます。
フィルムの中判カメラをご検討されているお客様からのお話で
135㎜判と比べ撮影枚数が少ない点を言われる方が多いのですが、
単に枚数が多いから良いとか悪いとか安直に言えない点があるのでそのあたりをご案内致しますね。
とりあえず下の写真をご覧ください!!
写真左は「6×6判(実画像サイズは56㎜×56㎜)」、右は「135㎜判(実画像サイズは縦24㎜×横36㎜)」
フォーマットサイズが違うので撮影枚数が違うという点は当たり前ですが、
ここで言うところは実際サイズが違う事で何が起こるかと言う点です。
デジタルと違いフィルムカメラの場合、撮影枚数の制限があります。
なので、撮影の際は可能な限り無駄なシャッターは切りたくないのが撮影者の本音ですよね。
では撮影の際に行う操作って「構図を考える→ピントを合わせる→露出を合わせる→シャッターを切る」このような感じですよね。
このうち「構図を考える」だけを見てください。
フォーマットサイズが大きい、小さいで確認する作業の工程で考える事が違うことは容易に想像出来ますよね。
つまり1枚シャッターを切る為の操作の積み重ねで例え撮影枚数が少なくとも考える事が多いとならば
1本撮影が終わった後の充実感や疲労感は中判サイズの撮影枚数が少ないものでも135㎜判と同等もしくはそれ以上になる場合がございます。
なので、単に枚数だけで良い悪いを判断するのではなく、
ご自分の撮影したい被写体に対しベストなフォーマットサイズであるかを考えて中判をお選びになられれば
決して枚数が少ないから・・・との判断にならないかと思います。
なお、参考までに120 フィルムで「6×4.5判は16枚、6×6で12枚、6×7で10枚、6×9で8枚」の撮影が出来ますよ
最近はフィルムカメラのご相談が大変多いのですが、上記以外も分からない点が沢山あるかと思います。
なので、ご検討中の方は是非当店に一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
お客様にとってベストなカメラをご紹介させて頂きますよ!!
ではでは
【大貫カメラ】 持塚
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